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化学物質過敏症の対策/シックハウス症候群を克服した記録
6歳の時から50年間、化学物質過敏症
シックハウス症候群に悩まされて、ついに対策方法を見つけました。
(以下の内容は、私が実際に体験して導き出した技です。 医学的裏付けはありませんので、お試しの方は自己責任にてお願いします。また疑問を感じられた方は、はじめにお医者さんに相談するところから始めて下さい。)
シックハウス症候群は病気ではない!
シックハウス症候群の頭痛や吐き気の症状は、本来は自然界に存在しない物質に対して、防衛反応として身体が起こす現象であって、病気だからではないのです。
人間の住む環境では使ってはいけない物質を、無意識に使っている”社会の側が病んでいる”からなのです。
医者に頼っても答えが出ないのは、”もともと病気ではないので治すことができない”のだと考えました。
そして、過敏症というより、不純物の存在を感じとる能力が高い、むしろ私たちが”健康な身体を持った者”だからではないかと、考え直してみました。
すると、全く違った対処方法があることに気づいたのです。
対 処 法は次の3つに要約できます。
1. 臭いを感じたら、そこから離れる。
2. 具合が悪くなったら、絶食する。
3. お腹が空いて、2時間してから食事をする。
シックハウス症候群の症状によりますが、具合の良い時と悪い時がある方は、良い時の条件と悪い時の条件を自分なりに探して、考えてみましょう。
1. 臭いを感じたら、そこから離れる。
いやな臭いを感じたとき、離れると体調が改良されますか? 家の改造は後に述べるとして、外出時の暴露については、この方法しかありません。君子危うきに近づかずです。
臭いに気づかない、世間で言うところの”健常者”は、より多く暴露を続け、それが重なり、因果関係も証明できないまま、痩せて癌になったりしてしまう恐れがあります。 彼らは鈍感なだけではないのかな?と、考えてみました。
肺から吸った空気による暴露では、直後に来る頭痛と嘔吐あるいは吐き気がその症状ですが、体調にもよりますが、帰宅して静養すると、ほぼ一晩すると治るケースが多いかと思います。
2. 具合が悪くなったら、絶食する。
具合が悪いと感じた時には、食事をしないことが肝要です。私たちは健康体を持っていますので、1食や2食抜いても別段悪影響はありません。
私はそんな時、常に3日間くらい絶食していますが、普段はきわめて健康な身体なのです。
頭痛は、吸気により肺から血液にガスが取り込まれ、血中の不純物の濃度が高まったことを、脳が検出した症状と考えると納得がいきます。
吐き気や嘔吐は、「食べるな」「胃に食物を送らないで」という信号を、自分自身に送っているのです。
無理をせず、嘔吐して胃を空にすることが自然の対応になるはずです。
肝臓がフル稼働中
頭痛が教えようとしている、血液中の不純物濃度の高まりのもう一つの要因は、小腸で血液に送られる栄養の中に、食物の消化に伴い発生した毒ガスがあります。
消化における血中のガスは、通常時は肝臓によって取り除かれて、動脈に送られるものですが、この時、既に血液中にある不純物を、取り除く作業中であり、機能いっぱいの時などに、あふれて濃度が更に高まったりする為に、食事をすると却って頭痛が高まり具合が悪くなります。
それを事前に知らせるために、胃の中のモノを吐き出させようとするのです。
具合が悪い時に、お腹が空かないのは、「食べるな」という合図なのです。
3. お腹が空いて、2時間してから食事をする。
ようやくおなかが空いても、まだ食べろという合図ではないのです。
原始時代は時計なんか無いので、空腹感により、「狩りに行け」「食事の用意をせよ」という合図を出していたと考えています。
お腹が空いてから、果実や野菜を摘んだり、食事の用意をして、それから暫くして食事ができることになります。
空腹は、「(身体が健康になったので)食べても良い」と言う、消極的な合図にすぎず、「食べろ」という合図では無いことに気づきました。
空腹が健康の証
私は、具合が悪かった時に、空腹感が出るまで食事を我慢します。
それまで数日絶食をしていると、腹が空いて来た時に、身体が元気になったことを体感できます。 頭痛が消え、しゃべりも滑らかになります。
折角、元気を取り戻し、その証拠の体調である空腹感を得られたので、私はその空腹時間を暫く楽しむようにしています。
身体が元気な時には、お腹が空く。 具合が悪い時には、空腹感が無い。
この状態を反対側から観ると、 お腹が空いている=元気 であるのに対し、食欲がない=不健康 となります。
つまり、いつも腹を空かせている者が、一番健康であると言えます。 考えると、若い時はいつもそうでありました。
食後の腹一杯の状態は、からだが食欲を感じていない状態なので、必ずしも健康ではないと言えるのではないでしょうか。
もし、一日中に空腹を感じる時間が無い生活と、毎食前2時間、都合6時間を空腹を感じる生活とを考えると、前者は健康な時がないけれど、後者は日に数時間も健康な時を過ごせる勘定になります。
後に記しますが、食前の2時間を空腹にしながらの食習慣が、健康になる近道でもあります。
シックハウス症候群、それはある出来事から
私は、平成21年に還暦を迎えた土地家屋調査士で、信州の田舎に住んでいます。
シックハウス症候群を患い10数年になります。 職を変え、食事に気を使って、お付き合いしています。
発症当初は、どうして良いか皆目見当も付きませんでしたが、最近ようやく処方がみえてきました。 生き方や食事の方法を工夫することで、対処しています。 それは完全ではなく、月に1度ほど苦しむ時がありますが、通常に暮らすことができています。
私が、経てきた過程をお知らせすることで、少しでも、苦しんでいる方のお役に立てれば幸せに思います。
それは徐々にやってきた
私が異常に気づいたのは、リゾート地に自分でログワークして建てた事務所に引っ越しをして、暫く経ってからです。
はじめ、お酒が弱くなって、二日酔いがひどく、1日では治らず、2日も3日も頭痛と吐き気に悩まされ、食事ものどを通らない日々が続きました。 医者に診て貰っても理由は判らず、「飲まなければ」との診断にて、お酒を断つことにしました。
それでも時々、昼食後になると、頭に鈍い痛みが襲い、仕事が終わる頃には、頭が割れるように痛み、お酒を飲みもしないのに、二日酔いの状態になるようになりました。
ホルムアルデヒドが原因物質か
ある日、事務所の外壁の木材に防腐剤を塗ったところ、内部になる梁の木端が外に出ており、そこにも塗布しました。
すると、室内にいられないほど、臭いが苦しくなり、それを従業員に尋ねたところ、「何も感じません」とのことで、自分だけ異常であることに気づきました。
友人に相談したところ、ホルムアルデヒドが原因ではないかとのことで、含有検査をして頂くことができました。 その結果、事務所の天井の梁に、異常に高いホルムアルデヒドの値が検出されました。
実は、その梁は、ログハウスを作る積もりで、最初の設計では駐車スペースにするからと、自分で外部用の防腐剤を塗っていた梁だったのです。 後に室内へ設計変更して、事務所スペースとして利用していたものです。
早速、ベークアウトという、ヒーターを焚いて高温にして、気体を浮き出させる作業を、2昼夜連続で行いました。
部屋を閉め切り、専用のジェットヒーターにて、燃焼板を900度の高温で炊き続けると、浮き出たホルムアルデヒドは、ヒーターの燃焼板を通り、800度以上であると、燃えてしまう構造になっているのだそうです。
1000度以上にすると、窒素酸化物を生成するので、燃焼板を900度という温度でコントロールした、ヒーターを使うとベークアウトが可能なのです。
そのようにして、梁の洗浄を行い、不安が残るので、木材で覆ったダクトを作り、外に漆喰を塗って、間の空気を室外に強制排気することにしました。
徐々にシックハウス症候群の変化が現れる
これで一旦は症状が軽くなり、なるべく長時間室内にいないように努めましたが、仕事で新築の家を訪ねると、その後必ずと言って良いほど、様子がおかしくなる。 家具屋さんやDIYショップなどに、長時間入ると頭が痛くなる。
時々、訳もなく頭痛がして吐き気に襲われるようになる回数が増えてきました。 ひどい時は、頭痛と吐き気が二、三日続き、食事がのどを通らなくなるようになってきました。
これがシックハウス症候群なのか、と考えるようになりました。 その原因を作ったのが、自分の日曜大工だったと判ったのは、後の祭りです。
治さなければいけないと医者通いするも
ホルムアルデヒドが、身体にいたずらをしている。 「この身体を治さなければいけない」と考え、医者通いをしました。
大病院で検査を受けるも、検査結果は”異常なし” で、「気の病」と言われました。 これでは、家族にも判って貰えないのです。
症状は時々出ますが、”怠け者”になりたくないので、昼間は普通に仕事を続けるのです。 さすがに夕方になると気が緩むこともあってか、頭痛や吐き気が一気に襲って来たりします。 これって、気の病でもありますよね。
なんとか治さなければ、と焦る気持ちはあれども、処方箋が無い。 しみじみ、ややこしい病気にかかったもんだ。
農業の生活に戻ろう
仕事の都合で、とある工場に通うようになりました。 そこはインクを扱っている工場で、工場に蔓延している臭いが気になって、夕方には頭痛が襲ってくるようになりました。
調査士になって20年も経っていたので、昔のことをすっかり忘れていましたが、若い頃、工場の臭いが駄目で、エンジニアを辞めた時のことを思い起こしました。
切削油や溶接の煙が充満している工場勤めができなくて、仕方なく調査士になったのです。 自然の中で作業ができる調査士は、ストレスもなく快適な職場でしたが、これも新築の家に入る必要がでて、お客さんをけなすわけにもいかず、触らないことがベストの選択となってしまいました。
自然の中での暮らしに戻るべき、仕事を変えてみようと、農業への取り組みを真剣に考えるようになり、丁度、父が米寿を迎えたのを契機に、イチゴとブルーベリーの栽培と、ジャムの製造を引き継ぐことを、心に決めました。
ジャムへの挑戦が教えてくれた
突然、農業やジャムつくりができる訳もなく、その前に実際にできるかどうかテストしてみよう。 と、言うわけで、近間のイチゴ農園より、ジャム用苺を買ってきて、ジャムつくりの挑戦です。
父に教わって、見よう見まねで始まりました。 父は、砂糖と水飴を使ったジャム作っていましたので、まずその通りにやってみました。
その時、私は、水飴だけで作るジャムにも興味があったので、父に問いかけてみました。 すると、父の返事は、「それは絶対、できない」でした。 私は、そう聞くと挑戦してみたいと言う変わり者なのです。
そうして、砂糖でのジャムと水飴でのジャムを交互に、毎週二、三回のジャム修行が始まったのです。
何故か、どんどん具合が悪くなる
ジャムの試作をはじめるようになると、どういう訳か以前にも増して具合が悪くなり、週に一日くらいしか食事ができないようなことになってしまいました。
これは変だぞ、しかもジャムつくりが原因になっているらしい。 困ったモノだ。
思い当たるのは、砂糖のジャムの試食をした後がどうも芳しくない。 と、暫く試作を休んで体調を戻し、わざわざ砂糖のジャムを食べてみました。
すると、次の日から3日、頭痛と吐き気に襲われ、3日もの絶食を余儀なくされました。
食欲が出ないうちに食事を摂ると、更に吐き気に襲われ頭痛が増してきましたので、完全に頭痛が治り、空腹になるまで、絶食を続けることになります。 これは、自然に身に付いた知恵でした。
そのようにして、元気になったので、今度は水飴だけで作ったジャムを試食してみました。 すると、何も起きず、元気のまま居ることができました。
これは不思議?と、暫く様子を見て、今度は砂糖のジャムを食べると、翌日から具合が悪くなるではありませんか。
砂糖が犯人だった
実際、このテストを数回繰り返しました。
私の身体は、 ”砂糖を摂ると具合が悪くなる。” ”水飴だと変化が起きない。” 不思議な身体であることが判りました。
後日、」私は糖類の消化について、生物化学の本を買って、勉強をしました。
砂糖は、摂取すると、体温と水分により加水分解を始め、アルコールになるのです。
また、アルコールは、同じように加水分解して、アセトアルデヒドになり、最後は酢酸に変わって、尿として排出されるのだそうです。
多糖類のでんぷんが糖化したのが、4糖類の水飴で、さらに水飴を還元させて酸素を取り除くと、2糖類の砂糖になります。
でんぷんの糖化には、まずでんぷんを煮てαでんぷんにして、麦芽を混ぜて、摂氏60度で6時間保ちますと水飴になります。
つぎに、水飴から砂糖を作り出すには、高温環境とある程度の時間を必要とします。 体内ではその環境が得られないため、水飴は消化をしないうちに排出されてしまい、体内では、砂糖にもアルコールにもア、セトアルデヒドにもなることができないのです。
つまり、砂糖を摂ると、体内でアセトアルデヒドができる。
水飴だと、アセトアルデヒドを作るところまで、消化が進まない。
アセトアルデヒドを科学する
ん!アセトアルデヒド、ホルムアルデヒドと、似た名前だ。 そういえば、私はお酒もダメだったが、もしかしていたずらしているのは、この物質か?
実は普段は、やたらと身体が健康な、私!!!此処にヒントがある!
もし、シックハウス症候群が病気なら、私はとっくにあの世逝き、それなのに、普段は元気?何故だろう。犯人はアセトアルデヒド。
ネットで調べると、”アセトアルデヒドは無害の物質”とある。
害がないとすれば、単に相性良くないだけで、ひょっとして花粉症の類で、アセトアルデヒド過敏症か?
これなら、納得がいくし説名が着く。
現象1 私を苦しめている物質は、”無害”である。 有害ならば、徐々に元気を奪うはずなのに、普段は元気だからである。
現象2 症状は、身体が健康だから現れるのであって、病気によるものではない。
現象3 砂糖やアルコールでは体内で発生するが、水飴では生成しない。
これがアセトアルデヒドである。
このアルデヒドという物質の存在を、身体が拒否して、示しているのではないか? と、思い至りました。
更にアセトアルデヒドは、私自身が食事によって、自分で作りだしているので、自分で制御できるはずであることが、おぼろげながら浮かんできました。
あなたにも、救いがあるかもしれない
これを読んでるシックハウスで悩む、あなた。 具合が悪い時と、そうでない時がありますか?
もしかして、具合が悪くない時は、結構元気ですか?
すこぶる元気な時があるとしたら、あなたのシックハウス症候群は病気ではありません。
原因は体内で作るアセトアルデヒドです。
気体と固体の量の比
お店などに行った時、肺からホルムアルデヒドが直接血液に溶け込む量と、砂糖を食べたことによる結果、腸から血液に溶け込むアセトアルデヒドの量の比では、圧倒的に後者が多いのです。
前者は、空気に含まれた微量のガスであり、息を止めたり、暴露の時間を短くすることで、ダメージを軽くすることができます。
それに対し、後者は、食物から次から次へと発生するので、気づいた時には時間が経過して、大量に発生しているため、ダメージが大きい恐れがあります。
つまり、食事の習慣に気を配ることが、シックハウス症候群の有効な対処につながることが判ってきました。
処方が判った
ガスを吸って、具合が悪くなった時には、素早くそこから去り、きれいな空気のところで安静にしていれば、やがて快方に向かう。 その時、空腹になるまで食事をしない。
ホルムアルデヒドが出ていくのを待つ。 アセトアルデヒドを身体で作らない。
ガスを吸ったわけでもなく、突然、頭痛がしたり吐き気に襲われた時には、少し前の食事が原因ではないかと疑ってみる。
砂糖やアルコールを摂っていないか?ひどく甘いフルーツを食べていないか?
ジュースやお菓子には大量の砂糖が使われています。しかも、量目が不明です。 また、フルーツのうち、放置しておくと発酵してくるような果実、スイカ、桃、梨、メロンなどは、体内でアセトアルデヒドを作り出す要因になります。 こうしたモノは極力食べない方がよいと思います。
頭痛がしたら、食事をしない。 空腹になるまで食事をしない。
そして、予防処置として、常時”空腹を感じるまで、食事をしない。” 最善の処方は、”毎食時前、2時間を空腹になるようにする。” のです。
この方法は、午前10時に空腹になるよう、朝食を控えるのです。 また、夕食前2時間前に空腹になるように、昼食の量を調整することで、いつも元気を保つことができます。
時間の自由がきく方の場合には、お腹が空いてから食事を摂るよう、少し不規則な食事時間から始めて、順次、身体や食習慣を馴染ませて、定時の食事に持ってくる方法があります。
この様にして、私は、シックハウス症候群とお付き合いをはじめました。
今でも、月に1度か、二月に一度くらい、3日の絶食を余儀なくさせられる時がありますが、おおむね健康で元気な生活を送れています。
シックハウス症候群の方だけではなく、化学物質過敏症の方も、時々頭痛に悩まされている方も、一度お試しする事をお勧めします。
害はありません。 ただ、食べないだけで出来るのですから。
私は、元々化学物質過敏症だった
子供の頃から頭痛持ち
思い起こせば、小学校に上がる時から、毎月曜日は頭痛に悩まされていました。 当時、月曜病と言う名を頂き、神経の弱い子でありました。
今で言えば、自家中毒というのでしょうか。 そうなのかと思っていました。
ジャム屋を始めて、糖の勉強をしたりするに連れて、その真の要因が解ってきました。
私が、化学物質過敏症になった原因のひとつに思い当たるのは、小学校に上がる前、回虫が体中に沸いて、診療所のお医者さんに、「このままでは、命を持って行かれてしまう。回虫の命を絶つか、子供の命を絶つか勝負」と言うことで、強い薬を投与して貰ったことに、起因します。
多分、ダイオキシンが大量に含まれる劇薬だったのでしょう。 お陰様で一命はとりとめましたので、その方は大恩人なのです。
私は、子供の頃から、科学性の薬品に肌は弱く、塗り薬貼り薬にすぐにかぶれてしまいます。 また、防腐剤や洗剤も苦手な身体を持っています。
幼少の頃の、化学物質の多用は残留性が強いのだと思います。
折に触れて、どんな症状に悩まされていたか。同じ症状の方はおられないか? お役にたてれば幸いなので、時間の許す限りお伝えしていこうと考えております。 きょうのところはこの辺で。
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